フェアトレード ～ きっとまた「to U」を聴きに

日焼けした顔が痛い。ap bank fes ’09 から帰宅。今回はC-1ブロックだったので、マーケットとフードエリアをいったきたりするのがすごく楽でフェスを隅々まで楽しんできました。

7/19 Sun アーティスト

1部
伊藤由奈
GAKU-MC
KREVA
Salyu

2部
スガ シカオ
今井美樹
石井竜也

3部
Mr.Children

今年一番面白かったのがマーケット！
フェアトレード製品がap bank fesではかなり多くて、いろんなPOPを読んだり話を聞いてみたりすごく面白い。どこの国の制度を支えている製品なのかを聞いて、考えたり、質問してみたり。先進国と途上国の違いってなんだろうと考えたりして。フェアトレードが成り立つものって、全て「物」なんですよね。「自然」とか「環境」ではない。人間が生きていく為の勤労と報酬を産み出す仕組み、それがフェアトレードであって、「自然」とか「環境」ではない。

それってなんでだろう？と不思議に思ったわけなんですよ、はい。

ここに出展しているお店が全てではないが、フェアトレード製品を扱うお店は、全店が、商品が本当に途上国の自立に繋がると信じていていないとだめだと思う。コーヒー豆や民芸品、オーガニックコットンのシャツやタオルなど、種類は違えど人間が自分で出来ることからはじめているお店は、なにも考えていない先進国の俺なんかよりも段違いに上の意識レヴェルにいるわけで。

でも結果が金なのか？勤務するという人間制度なのか？と思うと、フェアトレードの終着点はかなりさびしい。ここのところをもっと教えてくれる人いなかなぁ。自然と金をトレードするのはベクトルがちがうのかしら！？

気になっていたap bankが出資しているエコリゾート「セレンディーパ・アイランド・リゾート」 http://www.majuro.jp/sir/index.html のブースも来ていて、いろんな話を聞けたり、島の話を聞けたりして、ますます、マーシャル諸島への想いはつのるばかりです。ノニ石鹸と、ココナツ石鹸を売っていました。今年はなんと、年末のJALの成田～マジュロ直行便が飛ばないとのこと！がっかりですわ。

’06から参加していて、初めて緑の丘の上まで上ってみてご満悦☆こういう眺めなのかあ。
手入れされた芝生の青がまぶしいです。こういう眺めだったのね、頂上からは。いいじゃんいいじゃん。

ライヴエリアを7時にでて、また暗い頂上へ移動。テントには灯りがともり、ミスチルの演奏をエリア外から見守る人間達で想いはつながってます。

丘の上からの「to U」はとても新鮮で、心地よく、透き通る声が胸に響いた。

まわりには同じ思いで手を振る観客。

きっとまた「to U」を聴きに、俺はつま恋に来る。きっと。