Day4 沈飛行機と沈船

ミクロネシア
2009年8月21日

朝五時起床の予定が、起きたら6時すぎていて、あたりもすっかり明るくなっている。失敗だ。
ま、雲が厚いから早起きしても無理だったかも。

低気圧がグアム横にあるせいか一日中風がやまない。 今日はもしもかぜがおさまったら
ドルフィンスイムをする予定だったけど無理そうだ。

ハナエは今日も人気者だ。朝からハンモックでユラリユラリとご機嫌そうだ(昨日の日記の女の子ね)

ジープ島には、宿帳(旅人日記帳?)が置いてあり、旅人がコメントを残すことができる。
さかなクンを発見。ありがとう魚(ギョ)ざいますって書いてあるわ。
もちろん俺も書き始めました。

さて、チュークっていう州は戦争中に日本軍の基地があったのですが、大空襲により
壊滅的な打撃をうけた地でありまして、魚雷をくらった船やら、被弾した戦闘機やらが
ゴロゴロとしている地です。

今日はレックダイビングDAYです。
GPSマップを見てみました。ほうほう、一本目はJEEP島から北北西へ、二本目は南西へ
移動して竹島上陸休憩後に。そのあとは東南のJEEPへ戻るって感じでしたか。

一本目は日豊丸(レックダイビング)である。三菱汽船。
戦車が載っていたりする。けっこうなデカさの船である。



船尾方向から船体にそって流す。

戦車は-36m地点。深いです。

途中で船内を流して神秘的な蒼の光にメロメロ。 操舵室がとてもキレイな状態で残っている。
戦後60年経っていても、環礁に囲まれたこのチュークにはキレイな状態で海底に眠っている。

操舵室奥の窓から、船外に脱出だ。

マスクとかも残っている。うっわ~ こえぇ~。本物だよ。

休憩で夏島の南側にある竹島に上陸する。

竹島もBLRの島だそうで、日本軍が作った石垣がまだのこっている。見所はあんまり
ないみたい。シュノーケルしてみたけどイマイチでした。
いや、充分すぎるくらいキレイなんだけど、サンドパラダイスのイメージが残っていて、
既に普通の透明度が満足できなくなっています。

一時間ほどのんびり休憩をしたのちに、二本目のポイントへ移動。 二本目は
BETTY BOMBER(ベティボンバー:一式陸攻)にもぐる。こちらは飛行機である。

透明度もそこそこ。

右翼から左翼、コックピットにいたっては綺麗に外れて離れた場所にあり、記念撮影タイム。
中にはスカシテンジクダイがわっさーといるいる。お邪魔して撮影させてもらいます。
(末尾のYouTube動画を参照)

機首とプロペラは少し離れたところっていっても近いところにある。よく残っているな~。
すごいな~。

400本記念の大阪のKさん、おめでとうさんです。コックピットの中から顔を出して
欲しかったですわー、残念。Nさんから"手を出せ"と指令が出ているのが面白い。


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飛行機は飛行機で見応えがあって、パラオの浅瀬のゼロ戦とかより段違いの迫力があって
面白い。まぁ、日本の敗戦残骸巡りなんだけれども、歴史を飛び越えて、単純に
すげーって思ってしまう。無くなった兵隊に合掌。遺骨もまだまだ残ったままだそうだ。

ダイビング二本を追えてJEEP島へランチに帰ってきたら、もう風は弱まらなかった。

しかたなくハウスリイフでスノ-ケリング。ともちゃんとハナエが一緒にスノーケル
していた。名言「メニメニフィッシュ!イエローさかな」がハナエの口から飛び出す。
なぜかストラップのないマスクをお客さんからもらい、ゴキゲンのようだ。

今日の夕焼けも虹も狙ってみたが、残念ながら駄目でした。虹は少しだけしか
見られなかった。でもKさんご夫婦の背中はステキでした。あの真ん中に
立ってみたいキモチをグッと抑えつつ撮影。

まぁ、そんなところで今日はお仕舞い。既に星空とかヤドカリとかには麻痺していて、
飲んでしゃべって食べての繰り返し。夜は電気がないから寝るしかないんだよねー。
21日のダイビング動画をまたまたYouTubeに載せてみました。
ま、締めくくりとしてどうぞごらんくださいな。チュークのレックダイビング、こうして
みると、その壮大さに圧倒されますわー。 HD画質で再登録しました。

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