イルカと泳いだin利島2011

明朝の利島上陸とドルフィンスイムを目論む。GPSロガーがちゃんと動いてくれてよかった。

伊豆大島を経由してみえてきた利島の宮塚山は、すっぽりと雲で覆われている。
海上は風が強くうねりもありいまいちの海況だ。気圧の谷間だからしょうがない。

湾内は波がないのだけれど、去年に比べるとやはり濁っている。島の周囲も想像がつく。
-5mくらいの水底も濁って見える。うーーん。

7月に利島に開業した2軒目のイルカ船イルカマリンクラブ利島さんにお世話になる。
海舟丸なる大きめの漁船ですな。
高い船べりから海に落ちて観察を開始する感じ。
利島ダイビングサービスのダイビングクルーザーと比べると幅はせまく、高い場所から
海にはいるため初心者にはエントリーが難しいと思う。中級者以上向きの船と感じた。

うねる海、水面から濁りが見える海、どうみてもコンディションは悪い。
1本目はイルカがみつからずに終わる。風が強く波が高くDropできない場所に移動している模様。
波同士がぶつかって、水面は大きくバシャバシャといっている。

2本目はそれでも少し風が収まる、とはいえコンディションは悪い。黒潮真っ只中の御蔵島に
比べると、こちらは透明度が極端に悪い。

コンタクトは何回か出来るものの、なにしろ視界が悪くて楽しめない。
エントリーしてから、濁った海水の奥からいきなり奥から目の前にくる感じでした。
なんとか撮影したけれども、いまいちかなぁ。

今回ハーミットドルフィンは、海中で6匹くらいが最大でした。去年のように11匹を
みわたせるような透明度ではなかったのが残念でした。海は生きているから仕方がないね、また
汐通しのいいときに利島へいきましょ。